チャタリング |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:チャタリング |
外語:chattering |
品詞:名詞 |
外部からの振動などにより、断続を繰り返すこと。回路の誤動作の原因となるため、防止措置が必要となる。
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概要 |
スイッチやリレーなどメカニカルな接点、あるいはカードなどの活線挿抜で信号のON/OFFをしようとした場合、大抵はチャタリングという現象が発生する。
接点がOFF→ONになったとき、信号も一気にONになるのではなく、しばらくの間ONとOFFが断続し、やがてONとなる。こういったノイズをバウンスという。
解決方法 |
解決には様々な方法が取られる。信号を読み取るソフトウェア側で対応する方法と、回路側で対策する方法があるが、回路側で対応する最もシンプルな方法は、CRフィルターとシュミット・トリガーを用いる方法である。
ここではまず、CRフィルターでローパスフィルターを構成する。入力された信号に応じて、徐々に立ち上がり立ち下がりした信号が出力される。これにより波形を鈍らせる。
この波形をシュミット・トリガーで受けることで、綺麗な波形を出力することができる。
リンク |
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