スイッチング電源 |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:スイッチングでんげん |
外語:SMPS: switched-mode power supply |
品詞:名詞 |
スイッチングレギュレーターを用いて作られた電源装置。スイッチモード電源、あるいはSMPSとも。
|
概要 |
スイッチングレギュレーター(スイッチング素子)を使って作られた電源装置である。
スイッチング電源は、スイッチングレギュレーターの他に、起動回路、平滑回路、保護回路などの周辺回路を付加したもので、必要に応じてノイズフィルターなども加えて作られる。
従来のリニア電源には出来なかった小型軽量化と高効率化を実現した。
特徴 |
スイッチングレギュレーターは、入力した交流をそのまま整流して一旦直流に変換し、再度50kHz〜100kHz以上の交流にしてから電圧を下げ、再び整流して直流にする。
直流のまま電圧を下げるのは難しいため一旦交流に変えるが、その際に高い周波数の交流に再変換することにより、電源装置自体が小型軽量になる。
このため変換ロスは少ないが電気的雑音が多く発生する欠点があり、オーディオ機器などには使用できない。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |