アーモンド |
辞書:科学用語の基礎知識 生物名・植物編 (BBNP) |
読み:アーモンド |
外語:Almond |
品詞:名詞 |
バラ科サクラ属の落葉高木。標準和名は扁桃(ヘントウ)、花言葉は「純潔」。
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情報 |
分類 |
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
旧階層 |
古い分類法での階層構造は次の通り。
生態 |
アジア原産。イスラエル国では聖なる木とされる。現在は主として白人世界で栽培されている。
樹高は5m程度で、春に花を咲かせ、夏に実を付ける。
特徴 |
種 |
食用のアーモンドは、大きく二種がある。
ビターアーモンドは本当に苦いが、青酸化合物が含まれており有毒でもある。摂り過ぎは健康に悪い。
逆に、有機シアン化合物にはアーモンドに似た臭いを有するものがある。
実 |
実のうち、種子を食用とする。同じバラ科で近縁の桃や梅、杏子などは果実のうち果肉を食べるが、アーモンドの場合は果肉ではなく種子の仁を食用とする。果肉も食べることは可能だが、果肉が薄いことから商業的に採算が取れないらしく、積極的には食べられていない。
種子は、炒ったり揚げたりして食べる。これに、塩味を付けて食べたり、或いは粉末にして使う。
アーモンドの入ったチョコレートなど、菓子にもよく使われている。
他には、アーモンドオイルの原料にもなる。
リンク |
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