長征
読み:ちょうせい
外語:CZ: Chang Zheng
中国国家航天局(CNSA)の衛星打ち上げ用ロケット。日本などに向けられている中距離・長距離の核ミサイルと平行して開発された。
長征をそのまま直訳し、英語でLM(Long March)とも呼ばれる。
ちなみに長征は支那語の標準語発音でチャンチョンとなるようである。
目次
ロケットの概要
ロケットの燃料
成功の発表の考え方
ロケットの概要
ベースはロシア(旧ソ連)製ロケットだが、独自の改良が施されている。
ロケットの燃料
元が旧ソ連製固体燃料ミサイルなので、推進剤は
非対称ジメチルヒドラジン
(UDMH)と四酸化二窒素である。
この物質は大変危険なものである。確かに、安全管理させ万全であれば、これは大変優秀な燃料であろう。
しかし
支那
は、その条件を満たしていない。
成功の発表の考え方
支那は共産国ゆえ情報が開示されていないので、何発成功し何発失敗したのか、本当の数は良くわかっていない。
長征3B号
(CZ-3B)の失敗以降、長征ロケットは9年間で40機以上もの打ち上げ成功を続けている、と発表されているが、支那が失敗例を全部正直に公表しているとはとても考えられない以上、その成功数は真に受けることはできないだろう。
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