超高光度X線源
読み:ちょうこうこうど-えっくすせんげん
外語:ULX: Ultraluminous X-ray source
通常の恒星よりは遙かに強く、しかし活動銀河核(AGN)には満たない強さのX線源。略してULXと呼ぶことが多い。
概要
ULXを持たない銀河も少なくないが、1〜2個程度を持つ銀河も多いとされる。銀河系内にはULXは存在しない。
中間質量ブラックホールであるものが多いが、背景クェーサーも全体の数割を占める。中にはパルサーがULXであるものもある。
一覧
代表的なULXは次の通り。銀河の代表的な名前のABC順で並べ、銀河名にぶら下げてULX名を記す。
- Holmberg II (UGC 4305)
- Holmberg II X-1 X線源は、X線連星であるか、または降着した中間質量ブラックホールの可能性が示唆さ
- M74
- M74 X-1 (CXOU J013651.1+154547) 10000MSUN程度の中間質量ブラックホールの存在が疑われている。
- M82
- M101
- NGC 1313
- NGC 1313 X-1 70〜100MSUN程度の恒星ブラックホールの存在が疑われている。
- NGC 1313 X-2 約25MSUN程度の恒星ブラックホールの存在が疑われている。
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