絶縁
読み:ぜつえん
外語:insulation

 電気を伝えないようにすること。電気工学以外の分野では、熱に対する絶縁を含むこともある。
目次

概要
 絶縁は、その機能により、次のように分類される。
機能絶縁 (functional insulation)
機器の機能意地に最低限必要となる絶縁。感電に対する保護はない。
基礎絶縁 (basic insulation)
感電に対し、基本的な保護を与える絶縁。破壊された場合には感電から保護できない可能性がある。
付加絶縁 (supplementary insulation)
基礎絶縁の破損時に感電に対する保護を与えるための、追加的な独立の絶縁。
二重絶縁 (double insulation)
基礎絶縁と付加絶縁の双方での絶縁。
強化絶縁 (reinforced insulation)
感電に対し、二重絶縁と同等以上の保護を与える単一の絶縁。

特徴

クラス
 感電に対する保護はクラス分けされており、クラスI、クラスII、クラスIII、とある。またクラスIにも劣るクラス0が使われることもある。
 クラスIは基礎絶縁と保護接地、クラスIIは二重絶縁か強化絶縁により、単一故障状態での感電に対する保護が与えられる。

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