小数
読み:しょうすう
外語:decimal

 1よりも小さなのこと。および、そのような数を表現するための、数の表記法。
目次

概要
 現在の表記法では、小数は「整数部 小数点 小数部」という構造で表記される。
 例えば、123456の1000分の1を表記する場合、次のように書かれる。
 123.456
 この時、整数部の3が一の位、2が十の位、1が百の位と呼ばれ、小数部の4は十分の一の位、5は百分の一の位、6は千分の一の位、と呼ばれる。
 また小数部の位は、十分の一の位から順に、小数第一位、小数第二位、小数第三位…のようにも呼ばれる。

小数の分類

有限小数
 有限の桁数で表現できる小数を、有限小数という。

無限小数
 有限の桁数では表現できない小数を、無限小数という。

循環小数
 無限小数のうち、一定の数列が無限に繰り返される形のものを、循環小数という。
 例えば、0.123123123123…というような小数をいう。
 この時は、0.123と書き、1と3の上に点を打つことで表記される。
 なお、0.3333333…のような場合は、0.3と書いて、3の上に点を打つことで表記される。

非循環小数
 無限小数のうち、一定の数列が繰り返されない形のものを、非循環小数という。
 例えば、0.112123123412345123456…のようなものは、非循環小数である。

コンピューター処理
 計算機でも小数を含む値を扱うことが出来る。

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