天の赤道
読み:てんのせきどう

 地球上の赤道天球に投影した仮想的な線。天文学では、単に「赤道」とのみ表現することもある。

概要
 天球上で緯度と経度を定めるにあたり、その基準とするために設けられた仮想的な線である。
 天球上の緯度は、天の赤道を基準として定める。
 また、この天の赤道と太陽の道筋である黄道の交点は2箇所あり、春分点秋分点というが、このうちの春分点を天球上の経度0°として定める。
 これを赤道座標といい、赤道座標系での緯度と経度は、それぞれ赤緯赤経と呼ぶ。

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