大前庭腺液
読み:だい-ぜんてい-せん-えき

 膣口の両端にある一対の大前庭腺(バルトリン腺)より出る粘液。バルトリン腺液。

概要
 雌が性的に興奮すると、ここから乳白色の粘液を分泌して膣口周囲を湿らせ、雄の性器が挿入されやすいようにする。この時の粘液が大前庭腺液(バルトリン腺液)である。
 多くの動物は手を使うことができないため、このように手の使えない動物であっても、液の潤滑効果によってすんなり挿入できるようにしている。

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