大シルチス
読み:だいシルチス
外語:Syrtis Major Planum

 火星南半球中央部に黒くみえる場所。
目次

概要

特徴

語源
 シルチスはリビア北部にあるスルト湾(Surt)、別名シルテ湾(Sirte)の古称に由来する。
 イタリアの天文学者ジョバンニ・スキアパレッリが命名した。

地形
 小口径の望遠鏡でもその存在を確認することができ、火星観測の一つの目標となる。
 黒く見える箇所は南の方角に続いており、チュレニーの海、キンメリア人の海、と命名されている。
 ちなみに松本零士の銀河鉄道999では、火星の駅はここに存在する。

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