同期軌道
読み:どうききどう

 一日1回、地球を回って元の位置に戻ることができる軌道。この軌道を取る衛星の公転周期は、地球の自転周期と同じである。
 静止軌道も同期軌道の一つであるが、同期軌道は静止軌道とは違い軌道傾斜角度が0°に限らず、また楕円軌道の場合もある。
 軌道傾斜角度が0°に限らないということは、すなわち赤道から斜めの角度で地球を周回するということである。このため極近くを通ることができる同期軌道は、高緯度地域の通信や観測に適している。

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