反射星雲
読み:きせんせいうん
外語:reflection nebula
恒星などの周辺に漂う星間分子雲で、近くの恒星の光を反射するもの。散光星雲を構成する。
概要
自ら発光するわけではなく、ガスが恒星に照らされて、含まれている塵がその光を反射しているだけであるため、反射星雲と呼ばれている。
従って、そのスペクトルは光源となる恒星とほぼ等しい。
輝線星雲とは違い、こちらは暗い恒星のまわりにも存在する。
特徴
反射星雲は青色に光るものが多い。
これは地球でも青空と赤い夕焼けが生じるのと同様の原理で、塵粒子は赤色光よりも青色光を効率的に反射するためである。
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