半側空間無視
読み:はんそくくうかんむし
大脳半球が脳卒中などで重大な損傷を受け、その半球の一部または全部の機能が失われてしまったとする。この時、その脳の反対側から提示される刺激に対する反応に失敗する症状を反側空間無視、あるいは半側空間失認という。
その無視される範囲は、視覚や聴覚、触覚などの感覚の他、その半身の存在をも含む。
多くの例では右脳の側頭葉にダメージがあった時に、左半身不随に加え、左半分に空間無視が生じる。
この症状では例えば、目には見えているにも関わらず、その反側空間については脳で処理できないため認識が出来ない。
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