化合物半導体
読み:かごうぶつ-はんどうたい
複数の元素を材料とした半導体。
概要
元素半導体の代表である珪素(シリコン)よりも高速に動作したり、低電圧で動作したりなど優れた特性を持つほか、光に反応したり、マイクロ波を放出したりなどの性質を兼ね備えることが可能であることから、研究が進められている。
様々な利点があるが、シリコンと比べて高価なことや、結晶が割れやすく大型化が難しいなどの欠点もある。
特性とコストなどにより元素半導体と比較すると製造量は少ないものの、ガリウム砒素(GaAs)などはよく使われている。
特徴
その材料には様々あるが、次の三種類が多く研究または実用化されており、それぞれで異なった性質を持っている。
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