モルヒネ
読み:モルヒネ
外語:morphine
麻薬
の一つ。
アヘン
から抽出された
アルカロイド
。モルフィンともいう。
モルヒネという名は、
ギリシャ神話
の眠りの神モルフェウス(Morpheus)に由来する。
目次
物質の情報
誘導体、関連物質の例
物質の特徴
安全性
危険性
有害性
環境影響
物質の情報
組成式: C
17
H
19
NO
3
分子量
: 285.34
比重
: (該当資料なし)
融点
: 254℃〜256℃
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 57-27-2(無水)
化学名: 7,8-Didehydro-4,5-epoxy-17-methylmorphinan-3,6-diol
誘導体、関連物質の例
塩酸ジアセチルモルヒネ (
ヘロイン
)
物質の特徴
麻酔剤、鎮痛剤、鎮咳剤として優れた働きを持つが、習慣性が高く、依存症に罹りやすいという欠点がある。
鎮痛剤としては激痛を伴う末期がん患者用として主に使われている。但し、治療薬ではないので、苦しみは減るが治癒することはなく、待っているのは実は死だけである。言ってみれば、モルヒネの使用=治療の断念、を意味する。
医療目的で許可されている以外は、
麻薬及び向精神薬取締法
で使用が禁止されている。医療用のモルヒネは
アンプル
に入り、番号で厳重に管理されている。
静脈注射
で用いる事が多いが、経口でも利用できる。経口利用の場合は習慣性や依存性は酒と大差無く
煙草
より穏やかであるとされるが、静脈注射の場合、
精神的な依存
に陥りやすい。
安全性
危険性
引火点: (該当資料なし)
発火点: (該当資料なし)
爆発限界: (該当資料なし)
有害性
刺激
腐食性: (該当資料なし)
刺激性: (該当資料なし)
感作性
: (該当資料なし)
毒性
急性毒性
: (該当資料なし)
慢性毒性
: (該当資料なし)
がん原性: (該当資料なし)
変異原性
: (該当資料なし)
生殖毒性: (該当資料なし)
催畸形性
: (該当資料なし)
神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
分解性: (該当資料なし)
蓄積性: (該当資料なし)
魚毒性: (該当資料なし)
再検索