チャンドラ
読み:チャンドラ
外語:CXO: Chandra X-Ray Observatory
NASAのX線天文衛星。1999(平成11)年7月にスペースシャトル・コロンビア号によって打ち上げられた。
NASAのグレートオブザーバトリー計画における望遠鏡衛星の第三機目で、X線領域を担当する。
チャンドラは、爆発した星の残骸などの宇宙の高エネルギー領域から発されるX線を観察するために設計された。
チャンドラの望遠鏡系は4対の鏡と、それを支える構造で構成される。X線望遠鏡は光学式望遠鏡とは全く違う。高エネルギーのX線の進路を変えるための技術が組み込まれている。
衛星の名前はアメリカのノーベル物理学者スブラマニアン・チャンドラセカールにちなんで名づけられた。
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