コンプトン
読み:コンプトン
外語:CGRO: Compton Gamma Ray Observatory

 NASAのγ線天文衛星。1991(平成3)年4月にスペースシャトル・アトランティス号により打ち上げられた。
 NASAのグレートオブザーバトリー計画における望遠鏡衛星の第二機目で、γ線領域を担当する。
 設計寿命は2年だったが長く使われ、2000(平成12)年6月4日、大気圏に投入され消滅した。
 コンプトンは400個以上ものγ線源、2600回以上のγ線バーストの検出など、γ線天文学に大いなる貢献をもたらした。しかし2000(平成12)年5月26日に太陽を観測したのを最後に、その任務を終えたのである。
 衛星の名前はアメリカのノーベル物理学者Arthur Holly Compton(コンプトン)にちなんで名づけられた。

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