カッシーニの間隙
読み:カッシーニのかんげき
外語:Cassini Division

 1675(延宝3)年にイタリアの天文学者カッシーニが発見した、土星の環のA環とB環の間に見られる隙間のこと。

概要
 土星の環は土星からD環、C環、B環、A環、F環、G環、E環の順に存在し、地球からはA〜C環を観ることができる。
 当時は完全な隙間かと思われたが、1980(昭和55)年のボイジャー2号の観測により、間隙には5本の細い環(小環)が存在することが明らかとなった。

再検索