きずな
読み:きずな
外語:Kizuna

 超高速インターネット衛星。高速データ通信機能を持った静止衛星
目次

衛星の情報

沿革

特徴

開発
 日本政府IT戦略本部の「e-Japan重点計画」に基づき、当時の独立行政法人 通信総合研究所(CRL)と宇宙開発事業団(NASDA)が共同で開発を開始した。
 その後両者が統合した宇宙航空研究開発機構(JAXA)に引き継がれた。

静止衛星
 当初は2005(平成17)年度にH-IIAロケットで打ち上げが予定とされていたが延期が続き、2008(平成20)年に打ち上げられた。
 軌道位置は静止衛星軌道の東経143°(暫定)となる。
 この衛星は、ハイビジョンにして数チャンネル分の容量を持つ高速IPマルチキャスト配信やキャッシュシステム等を実現するための技術開発を行なうことを目的としている。
 この衛星は日本国内だけでなく、アジアや太平洋地域もカバーする予定である。

名前
 愛称の「きずな」は公募による。2007(平成19)年6月26日〜2007(平成19)年8月26日まで募集された。
 これは打ち上げ前の2007(平成19)年10月10日に発表された。応募総数9,657件、有効応募総数8,799件、愛称点数3,993点のうち、最多の452件を占めたとされる。
 選定理由は、高速なインターネットを提供し「人と人をつなぐ『絆』となってほしいという強い期待が込められている」としている。

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