駅弁
読み:えきべん
外語:lunchbox

 で売られている弁当のこと。
 日本初の駅弁は2説ある。第1の説は "峠の釜めし" で有名な荻野屋(現、株式会社おぎのや)が、1885(明治18)年10月15日に信越本線横川駅で売り出したという説であり、おぎのやに記録が残っている。もう1つの説は、同年7月16日、日本鉄道(現、JR東北本線)の開業時に、宇都宮駅で白木屋旅館が販売した "汽車辨當" が最初という説だが、後年、白木屋旅館が火災に遭ったため、当時の記録が残されていない。"汽車辨當" は握り飯にたくあんを添え、竹の皮で包んだもので、当時は5銭で売られていた。また "汽" の字は旧書体である。
 現在は日本各地の駅で、名物と呼ばれる駅弁が数多く売られており、時々こうした駅弁を集めてデパートの地下などで売るイベントも行なわれる。
 また最近では成人向けビデオなどにも登場するようだが、こちらは食べ物では無く、刺し物らしい。

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