釣り掛け式
読み:つりかけしき
外語:nose suspention device

 電車、電気機関車の動力伝達方式の一。"吊り掛け式" と書くこともある。
 主電動機の一端を車軸に、他端を台車枠に載せたもの。主電動機が車軸に取り付いているので、歯車がずれる心配が無い。
 構造が簡単だが、騒音や振動が大きく、レールからの衝撃を主電動機が直接受けるので、主電動機を堅牢に作る必要があるのが欠点である。
 現在作られている電車にはまず使われていないが、一部の私鉄や地方線区などでは、まだ残っている路線がある。また機関車では最近の車両でも積極的に使われている。

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