都営12号線
読み:とえいじゅうにごうせん
正式名称が決定する前の、都営大江戸線の暫定的な名称。2000(平成12)年4月の国立競技場開業まで使われた。
正式名称は一般公募され、31,497通の応募の中から"東京環状線(愛称:ゆめもぐら)"が一旦決定された。しかし、その名称に元運輸大臣の都知事からダメが出た。その結果、正式名称は都知事が考えた"大江戸線"という名前になってしまった。
ちなみにこのときの得票1位の名称は "都庁線" であり、以下 "環状線"、"光が丘線"、"練馬線"、"六本木線" などが続き、"東京環状線" は10位、最終決定名称となった"大江戸線" は17位であった。
鉄ちゃんの間では発表当初、"E電並みのハイセンス" とか、テレビ東京の人気時代劇 "大江戸捜査網" のパクりか、などの批判が飛び交ったが、しばらくするとそのような声は何故か全く収まってしまった。
路線名については、一応 "江戸時代に下町だった地域を通っているから" という建前があるらしい。
大江戸捜査網を放送しているテレビ東京は、かつて "東京12チャンネル" という社名であったので、東京12号線にそのような名前が付けられるのは何かの縁なのかもしれない。ちなみに全線開業後、蔵前駅でTBS系時代劇"大江戸を斬る" の制作発表会が行なわれた。
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