軟券
読み:なんけん

 普通の上質紙や感熱紙、又はロール紙でできており硬券より軟らかい切符
 素材がロール紙の場合、人によっては「半硬券」と呼ぶ人もいるが、本項目では軟券に統一する。
 
 
 
目次

素材による分類

普通の上質紙や感熱紙
 無人駅での委託販売や車内補充券で使われることがあるが、現在ではあまり見ることがなくなった。
 原則として自動改札機の利用はできない。

ロール紙
 自動券売機や窓口機械で発券される切符は殆どがこれである。裏が茶色または黒の場合は磁性体が塗布されており、自動改札で利用できる。
 表面の印刷を感熱方式で行なっている場合、特性上こすったり、時間が経ったりすると印刷が消えてしまう。鉄道会社によってはこれを考慮して、記念切符は硬券を採用する場合がある。

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