補機
読み:ほき

 列車が勾配区間を走るときや超大編成の牽引を行なうときに、牽引力不足や制動力不足を補うために連結される専用の機関車のこと。列車進行方向前部に連結されると前補機(まえほき)、後部に連結されると後補機(あとほき)と呼ばれる。
 日本では列車の電車化が進むにつれ、補機連結は次第に姿を消した。かつては横軽瀬野八御殿場線、関ヶ原などでよく補機の姿を見ることができた。
 現在、日常的に補機を見ることができるのは、瀬野八の貨物列車である。

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