抵抗制御
読み:ていこうせいぎょ
外語:rheostatic control

 直流電化区間で使われるモーター制御方式の一。
 抵抗器を使って加速に従って抵抗値を減らし、モーターの回転数を制御する方式。この場合は直流モーターが使われる。
 直流電化区間で使われるものとしては最も古い方式である。電力損失が大きく回生ブレーキが使えない上、抵抗器から熱が発生して、特に夏の地下鉄などでは激しい熱風が問題となった。このため、その後さまざまな方式に取って代わられたが、古めの車両などでは現在も使われている。
コラム(抵抗制御の回路概念図)
電源(パンタグラフなど)
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          └─可変抵抗──界磁──電機子──┐
                                           台車

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