ワンハンドルマスコン
読み:ワンハンドルマスコン
外語:one handle master controller

 マスコンレバーとブレーキレバーが一体化したタイプのマスコン。T字型レバーの前後動作で力行とブレーキを操るタイプが一般的。
 日本では東京急行電鉄が全国で最初に導入した。その際、運転士が運転中に急病で倒れたりした際は、体が前に倒れるという理由で、レバーを前に倒すとブレーキ、後ろに引くと力行という仕様が出来上がった。日本ではほとんどがこの方式だが、海外などでは逆のものもある。
 電気指令式ブレーキを採用した最近の列車でしか使えない。また最近の車両でも、力行とブレーキは別のものであるべきという考え方もあり、採用していない会社もある。

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