車内インターネット接続サービス
読み:しゃないインターネットせつぞくサービス
東海道新幹線のN700系車両で提供されている公衆無線LANサービス。
概要
N700系で、かつJR東海の範囲内(東京〜新大阪)で利用できる、無線LANを利用したインターネット接続サービスである。
無線LANはIEEE 802.11b/gに準拠したものを用いる。
車内の無線設備使用料そのものは無料であるが、無線LANサービスを提供する事業者との契約が別途必要で、これは有償である。
駅待合室でも同様のサービスがあり、こちらはIEEE 802.11a/b/gに対応している。
特徴
技術
新幹線と地上との交信には、LCX方式という列車無線が使われており、N700系ではこれがディジタル化され帯域に余裕が出来たことからサービスが始まった。
速度は、1編成あたり、下り(LCXから列車)が最大2Mbps、上り(列車からLCX)が最大1Mbpsで、この帯域を1編成の乗客すべて(N700系16両の定員は1323人)で分け合うことになる。
事業者
これを著している時点で利用できる事業者は、以下の通りである(順不同)。
- NTTドコモ「docomo Wi-Fi」
- ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」
- UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」
- NTT東日本「FLET'S SPOT」
- NTT西日本「フレッツスポット」
ローミングでは対応していない場合がある。
再検索