剛体電車線方式 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道信号・保守編 (RSGMN) |
読み:ごうたいでんしゃせんほうしき |
外語:rigid catenary system |
品詞:名詞 |
電車線の敷設方法である架空電車線方式の一つ。地下鉄やトンネルなどに用いられる。
|
概要 |
トンネルの天井に、アルミ合金製のT形材を据え付け、その下にアルミ合金製の吊り金具によって、トロリー線を連結固定している。
また、最近ではアルミ合金の代わりに銅が使われることもある。
特徴 |
断線の危険が無く、トンネル断面積を小さくすることができる。
但しパンタグラフが離線しやすいので、パンタグラフの押し上げ力を上げたり、車両に母線引き通しをしたりするなどの対策が必要である。
また普通鉄道構造規則では、剛体電車線区間の最高速度は90km/h(216km/hBeat)に制限されている。
剛体電車線
剛体電車線 断面
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |