粘着力
読み:ねんちゃくりょく
外語:adhesion

 列車の車輪とレールの間に働く摩擦力のこと。
 一般に、車両重量が大きい方が粘着力は大きいが、あまり大きすぎると走行抵抗となってしまい、性能が悪くなる。また、あまり小さすぎると空転が多発したり、坂が登れなかったりする。
 粘着力を増したいときには砂箱を装備して砂を撒いたりする。また粘着力を減らしたいときは水を撒いたりする。
 通常の鉄車輪と鉄レールとの摩擦係数は、μ=0.2程度だが、雨が降ったりすると、μ=0.1以下になることもある。

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