流しノッチ
読み:ながしノッチ

 列車が発車するとき、ノッチを1に入れて数秒で切り、少しの惰行のあと加速する運転方法。
 このとき、通電状態の確認、ブレーキが緩んだかどうかの確認、空気圧、電圧、機器の異常の確認などが運転士によって行なわれている。
 これは始発駅で発車するとき、分割併合をしたとき、非常ブレーキで列車を止めて再び起動するとき、運転台を変更したときに行なわれる。
 特急が始発駅でゆっくり発車しているのは、このためである。

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