東海道・山陽・九州新幹線
読み:とうかいどう-さんよう-きゅうしゅう-しんかんせん
外語:To^kaido^ San-yo^ Kyu^syu^ Shinkansen
東海道新幹線と山陽新幹線と九州新幹線を合わせた呼称。
概要
東海道新幹線はJR東海、山陽新幹線はJR西日本、九州新幹線はJR九州が各々運行しており、それぞれで大きな差がある。
山陽新幹線と九州新幹線は相互に乗り入れているが、東京から九州新幹線直通列車はないなど、3社間でのつながりは必ずしも強くはないが、線路自体はつながっているため、各々の連携が存在する。
ただし、駅内の表示や新幹線車内での案内などでは、このような表現は殆ど使われていない。
特徴
路線
実際には、次の路線にまたがる列車の名前となる。
「東海道新幹線という名前の線路」の上を走るのが、運転系統「東海道新幹線」。
「山陽新幹線という名前の線路」の上を走るのが、運転系統「山陽新幹線」。
「九州新幹線という名前の線路」の上を走るのが、運転系統「九州新幹線」。
相互の線路をまたがって走る運転系統が、「東海道・山陽新幹線」や「山陽・九州新幹線」ということが出来る。
運転系統の東海道・山陽新幹線には「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」、山陽・九州新幹線には「みずほ」、「さくら」、「つばめ」という列車名が存在する。
列車番号
3路線を走る新幹線には1桁から3桁までの番号が存在するが、規則的でないように見えて、一定の規則が存在している。
基本原則は、上り(東京方面)が偶数番号、下り(博多または鹿児島方面)が奇数番号である。
また、番号は列車名問わず一意である。「1号」は「のぞみ1号」として使われているため、「ひかり1号」や「こだま1号」は存在できない。したがって、2012(平成24)年12月現在では、「のぞみ」は1桁から410番台、「ひかり」は460番台から500番台、「こだま」は600番台以降で番号が振られている。
九州新幹線も、山陽新幹線に乗り入れる列車があるため、原則として他と重複しない番号が使われている。
- 1桁〜2桁前半 ‐ 東京〜博多「のぞみ」 定期運行列車
- 90番台後半 ‐ 東京以外〜博多「のぞみ」 定期運行列車
- 100番台前半 ‐ 東京〜岡山または広島「のぞみ」 定期列車
- 100番台後半 ‐ 東京〜岡山または広島「のぞみ」 臨時列車
- 200番台 ‐ 東京〜新大阪間「のぞみ」 定期列車
- 300〜400番台 ‐ 東京〜新大阪間「のぞみ」 臨時列車
- 400番台前半 ‐ 山陽新幹線区間「ひかり」
- 400番台後半 ‐ 東海道新幹線・山陽新幹線 直通「ひかり」
- 500番台 ‐ 東海道新幹線区間「ひかり」
- 600〜700番台 ‐ 東海道新幹線区間「こだま」
- 700番台 ‐ 山陽新幹線区間「こだま」
- 800番台 ‐ 一部区間のみ運転の列車(主として早朝や深夜)や回送列車
- 900番台 ‐ 回送列車、ドクターイエローなど
九州新幹線は次の通り。
- 300番台 ‐ 九州新幹線内 博多〜熊本(一部 鹿児島)「つばめ」
- 400番台 ‐ 九州新幹線内 博多〜鹿児島「さくら」
- 500番台 ‐ 新大阪乗り入れ「さくら」
- 600番台 ‐ 新大阪乗り入れ「みずほ」
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