多扉車
読み:たとびらしゃ

 混雑対策として、一部の私鉄などに数年前に導入された車両。
 扉の数を通常の車両より多くしたもの。5扉や6扉などが使われた。また会社によっては、ラッシュ時に椅子が折り畳まれて使えないという車両も登場した。
 乗降時間の短縮に一定の効果はあったが、整列が乱れたり座席数が減ったりするといった理由で、一般乗客への評判は決して良いものではなく、また複々線化の完成などで混雑が以前より改善されたりしているので、現在は使っていない路線もある。

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