ユニット方式
読み:ユニットほうしき
外語:unit motorcar system

 電車で、電動車の組成の方式の一。
 走行に必要な機器を数両の車両に分散させる方式。
 車両コストが低減したり、重量が特定の1両に集中しないという利点があるが、ユニット単位でないと走れないので自由な編成がしにくいといった欠点もある。
 昔は主電動機と主制御器を分散させて、編成全体で重量のバランスを取るMM’方式が主流だったが、最近はモーターなどの部品が小型軽量化してきているので、この方法はあまり意味をなさなくなってきた。ちなみに、新幹線300系はMTMの3両1ユニット、700系はMTMMの4両1ユニットなど、目新しい方式も登場し始めている。

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