VOCALOID派生キャラクター
読み:ボーカロイドはせいキャラクター

 正規のVOCALOID製品シリーズのキャラクターをヒントにして、ファンらにより作られたキャラクターのこと。
目次

概要

由来
 いわゆる「二次創作」によるキャラたちである。
 ファンによって、突発的に作られたりすることが多いようで、その数は増え続けている。「VOCALOIDキャラクター事典」に登録されている数は、2008(平成20)年11月24日現在で公式含めて415名だったが、最後に更新された2011(平成23)年12月22日現在で公式含めて1539名にもなった。
 これらキャラは、人気が出なければそのままいなくなり、人気が出れば第三者が利用するなどして広まる。
 キャラの性格設定、名前等は、最初から付けられる例は稀で、後から付け加えられる例が多い。

権利の問題
 メーカー側は、このような派生キャラを無制限に受け入れているわけではない。
 特に、初音ミクのメーカーであるクリプトン・フューチャー・メディア(以下クリプトン)は二次的著作物に厳しい。個人的な利用範囲なら大きな問題にはならないだろうし実際になっていないが、このキャラを商用に用いる等となると問題となる。
 これまでも、何種類かのキャラが「初音ミクの二次的著作物とする」などとしてクリプトンと覚書が交わされ、権利問題を解決した例が存在する。

特徴

誕生経路
 これらキャラは、様々な誕生経路がある。
 ピアプロ発の場合、マイナーキャラで落ち着く例が多い。ニコニコ動画発の場合は、時には化ける。2ちゃんねるで誕生したキャラには「亞北ネル」などの例がある。

種類
 また、これらキャラは、「派生」と「完全なオリジナル」に大分される。
 派生の場合、対する正規のキャラの色違いであったり、デフォルメ化したキャラであったりする(例えば、初音ミク→はちゅねミク)。
 完全なオリジナルとしては、当該動画作者が何らかの絡み役を欲し、キャラを作ったりする例がある。

一覧
 主要なキャラを、分類ごとに50音順に示す。
 作者が自明なものは併記した。
 ★ 付きは、クリプトン・フューチャー・メディアなど、販売会社の公認キャラとして確認されているもの(推定含む)。

クリプトン・フューチャー・メディア

初音ミクの派生

MEIKOの派生

KAITOの派生

鏡音リン・レンの派生

巡音ルカの派生

インターネット

Lilyの派生

その他
 歌声合成ツールUTAU用としても、様々なキャラが作られている。

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