GIRLSブラボー (まんが)
読み:ガールズブラボー
外語:Girls Bravo

 まりお金田原作の少年まんが作品。
 月刊少年エース(角川書店)にて連載。連載期間は2000(平成12)年から2005(平成17)年で、まりお金田の代表作。単行本は角川コミックスエースで全10巻。
 2004(平成16)年にアニメ化されている。
目次

あらすじ
 主人公の佐々木雪成は、幼い頃から女の子に、また高校生になってからも背が低いことや童顔であることを同級生の福山和春やその取り巻きの女の子に虐められ続けたため、女の子に触られると蕁麻疹が発生するという特異体質になってしまった。もちろん、女の子のことは苦手である。
 ある日、幼なじみの桐絵にも誤解されて一人で家のお風呂で落ち込んでいたとき、不意にミハルの能力により異世界であるセーレンに引きずり込まれた…。

登場人物
佐々木雪成(ささきゆきなり)
 主人公。前述の通り女の子や福山和春にいじめられている。
 女性に触られると蕁麻疹が出るといいながら、なぜかエロ本は持っていたり、年上好みだったりという悪癖がある。
 ミハルと出会ってからは女難に散々悩まされることになる。
ミハル・セナ・カナカ
 本作のメインヒロイン。セーレン出身。雪成が触れても蕁麻疹が出ない唯一の女性である。
 かなりの天然ボケ。また、大食で料理をしては味見でなくなってしまうを具現している。
 地球とセーレンとの間にゲートを開くことが出来る女性で、それにより雪成と出会うことになる。
小島桐絵(こじまきりえ)
 本作のサブヒロイン。雪成とは幼馴染で同級生。
 スポーツ万能の巨乳娘。雪成や福山に怒りの鉄拳を下す。
福山和春(ふくやまかずはる)
 雪成、桐絵の同級生。雪成のことを「チビナリ」と言って虐めている。
 金持ちでかっこいい人間だがキザな言動、ナンパ癖などの所為で多くの女性に嫌われている。彼が暴走したときは桐絵に怒りの鉄拳制裁を食らうのがお約束。
 妹のリサには頭が上がらない。
 雪成とは逆に男性恐怖症で、男に触られると最悪の場合は気絶してしまう。
福山リサ
 福山和春の妹。
 黒魔術に凝っていて、朝、登校途中に激突した雪成のことを勝手に運命の人と思い込んで強烈にアタックする。
 兄に対しても容赦ない。
コヨミ・ハレ・ナナカ
 地球とセーレンとの間を結ぶゲートの管理を行っている時空管理局の職員の女性。彼女も地球とセーレンの間にゲートを開くことが出来る。
 行方不明になったミハルの捜索のために地球にやってくることになった。
 男性恐怖症で声をかけられただけで地面に穴を掘ってその中に隠れるほどである。
トモカ・ラナ・ジュード
 若くして時空管理局の職員となった女の子。コヨミとともに地球を訪れた。
 姿や言動がおおよそ子供っぽい。
マハル・セナ・カナカ
 ミハルの姉。豪快な性格。
 30歳になろうかという年齢のため結婚を焦っており、初対面の雪成を早速誘惑していた。

特徴
 話の内容的にはお色気ハーレム物だが、少年誌連載ということで絵的には抑えて描かれている。しかし、これがアニメ化されるときにはただではすまなかった。

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