涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ)
読み:すずみやはるひのゆううつ
外語:The Melancholy of Suzumiya Haruhi
谷川流の
ライトノベル
(角川スニーカー文庫刊)を原作とする2006(平成18)年のテレビアニメ。
目次
あらすじ
特徴
放映期間
DVD
主な登場人物
名台詞
概評
メインスタッフ
あらすじ
「ただの人間には興味ありません。この中に
宇宙人
、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
入学早々、ぶっ飛んだ自己紹介をかました
女の子
、
涼宮ハルヒ
。そんなSF小説じゃあるまいし…、と誰でも思うのが、自然の摂理。ところが、彼女はそうではなかった。心の底から真剣だった…。ハルヒのその真剣さに気づいたとき、すでに、いつもの日常は、超日常と化していたのであった!!
微妙に、非日常系学園ストーリー、ここに参上!
特徴
放映期間
テレビ放映は主に
独立U局
系とテレ東系地方局で、チバテレビ(幹事局)基準で毎週日曜日24:00〜24:30、全13話。
DVD
全7巻で、各巻に限定版と通常版が存在する。
主な登場人物
SOS団
キョン (杉田智和) 主人公
涼宮ハルヒ (平野綾)
長門 有希 (茅原実里)
朝比奈 みくる (後藤邑子)
古泉 一樹 (小野大輔)
北高の生徒等
朝倉 涼子 (桑谷夏子)
鶴屋さん (松岡由貴)
谷口 (白石稔)
国木田 (松元恵)
岡部先生 (柳沢栄治)
コンピュータ研究部部長 (小伏伸之)
喜緑 江美里 (白鳥由里)
その他
キョンの妹 (あおきさやか)
シャミセン (緒方賢一)
新川 (大塚明夫)
名台詞
WAWAWA忘れ物
まっがーれ
概評
UHF深夜アニメとしては破格のクオリティの作画や良演出で注目を集め、主役の声優の平野綾や、原作小説「涼宮ハルヒシリーズ」、制作の京都アニメーションの名をほぼ全
逸般人
に知らしめた。
さらにその熱狂的なファンによる布教活動などにより、多くの人が人生を狂わされた。
しかしあまりに有名になりすぎた故か、その後のハルヒ
厨
のふるまい等により、あまり興味の無かった(つまり普通の作品ならその作品を知らない人となる)人達が、多くアンチに回ってしまう結果となる。
おかげで原作者の谷川流も、少ないファンを持つ普通の作家でなく、多くの熱烈的信者とそれに匹敵する批判勢力を持つ小説家となってしまった。
京都アニメーションも、それまでの全体的好評価とは違う、「作画だけ」、「原作コピー」、「ヤマカンがいないと何も出来ない」などの批判も受けるようになってしまった(とくに後作品の「らき☆すた」から顕著になる)。
また良くも悪くも有名になったので、近年よく放送されるようになった
差別
的番組で「オタク」を取り上げる際には決まって引き合いに出される。
メインスタッフ
原作・構成協力: 谷川流
原作イラスト・キャラクター原案: いとうのいぢ
企画: 井上伸一郎(角川書店)、山下直久(角川書店)
監督: 石原立也
シリーズ演出: 山本寛
超監督: 涼宮ハルヒ
シリーズ構成: 涼宮ハルヒと愉快な仲間たち
キャラクターデザイン・総作画監督: 池田晶子
美術監督: 田村せいき
色彩設計: 石田奈央美
特殊効果: 三浦理奈
メカニカルデザイン: 海老川兼武(放送11話のみ)
音響監督: 鶴岡陽太(楽音舎)
音楽: 神前暁
音楽制作: ランティス
音響効果: 森川永子(ちゅらサウンド)
音響制作担当: 杉山好美(楽音舎)
ロゴデザイン: 中デザイン
設定マネージャー: 栗原一樹
制作マネージャー: 栗須貴大、富井涼子、八田真一郎
アニメーション制作: Kyoto Animation
製作協力: ビッグショット
製作: SOS団(角川書店、角川エンタテインメント、京都アニメーション、クロックワークス)
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