東京都立産業貿易センター
読み:とうきょうとりつさんぎょうぼうえきセンター
東京都が運営するイベント会場としても使われる施設。略して都産貿、東産貿ともいう。
概要
「浜松町館」と「台東館」があるが、特に何も書かれていないときは浜松町館のことを指す。
いずれも同人誌即売会の会場としても使われている/いた。
特徴
施設
浜松町館は、浜松町駅から徒歩5分、竹芝駅から徒歩2分。
台東館は、東武浅草駅、東京メトロ浅草駅から徒歩5分、都営浅草駅からは徒歩10分である。
浜松町館では最大で700スペース強のイベントが、台東館では小規模なイベントが開催される。
浜松町館と東京ビッグサイトはゆりかもめもしくは都バス1本で繋がっているため、イベントが重なったときでも簡単にはしごすることができる。
順序
東京の同人業界では、小規模なイベントは大田区産業プラザPiOから始め、ここで容量が不足するようになれば、ここ都産貿の浜松町館や、「文化会館」などが使われていた。
これらで不足するほど規模が大きくなった時は、遂に東京ビッグサイトの出番となる。
この規模の施設は代替がなかなかないだけに、重宝されていた。
表現規制問題
同人誌と言えば、成人向けの表現がなされた本も少なくない。
しかし2007(平成19)年10月、遂に公社側が貸し出し拒否方針を示す、いわゆる「アブノーマルカーニバル問題」が勃発した。かくして、これまで都産貿を使っていた数多くのイベントに打撃を与えた。
結果として、他の施設への移動を余儀なくされたイベントが多かったようである。
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