ニンテンドーDS Lite
読み:ニンテンドー-ディーエス-ライト
外語:Nintendo DS Lite
任天堂が2006(平成18)年3月2日に発売した携帯型ゲーム機。品番はUSG-001。
ニンテンドーDS
の姉妹品である。
目次
特徴
性能、仕様
主要諸元
変更点
色違い
互換性
内蔵電池
操作形態
特徴
好評を博した携帯ゲーム機ニンテンドーDSの上位モデルとして登場した。発売以来、ずっと品薄が続いている上、製造と出荷もLiteに偏っているとされており、事実上のDSの置き換え製品である。
DSはDual Screenの略であり、ゲーム画面が二つ持つ折りたたみ式のフォルムとなっているのが特徴である。
また、本機は旧DSと同様に、
ゲームボーイアドバンス
の上位互換機である。二つのカートリッジスロットを持ち、一つはDS専用カードスロット、もう一方はゲームボーイアドバンスと同じものである。
性能、仕様
主要諸元
CPU
メイン
ARM9
(67MHz)
サブ
ARM7TDMI
(33MHz)
サウンド
ステレオスピーカー内蔵
メモリー
メインメモリー
4Miバイト
共有メモリー
32Kiバイト
サブメモリー
64Kiバイト
グラフィックメモリー
656Kiバイト
入出力
カードスロット
DSカード差し込み口
ゲームボーイアドバンスカートリッジ差し込み口
その他
ステレオヘッドホン/マイク接続端子
通信機能
IEEE 802.11
、任天堂独自方式
変更点
装置としての基本仕様は
ニンテンドーDS
と同じ。
主な変更点、改良点、無変更点等は、次の通りである。
本体の小型軽量化 (約275g→約218g)
液晶の大きさは変わらない (対角3インチ)
液晶明度の4段階変更機能 (旧DSは2段階)
タッチペン(スタイラス)の大型化
キー配置等の変更
十字キー、LRキーの小型化
電源スイッチは側面のスライド式に変更
ACアダプター
端子の変更
外装の「概念変更」
外装は、光沢仕上げとなり、いかにも玩具といった雰囲気を抹消している。様々な色違いが用意されている。
それでも任天堂の製品なので、耐久性の高い機械となっている。
色違い
現時点で、次のような外装色が用意されている(日本での発売日順)。
クリスタルホワイト (2006(平成18)年3月2日〜)
アイスブルー (2006(平成18)年3月11日〜)
エナメルネイビー (2006(平成18)年3月11日〜2007(平成19)年末頃)
ノーブルピンク (2006(平成18)年7月20日〜)
ジェットブラック (2006(平成18)年9月2日〜)
メタリックロゼ (2007(平成19)年6月23日〜)
グロスシルバー (2007(平成19)年6月23日〜)
クリムゾン/ブラック (2007(平成19)年10月4日〜)
これらの他、様々な「限定モデル」が存在している。
互換性
ニンテンドーDSに対しては、
ソフトウェア
面では100%の
完全互換
性がある。ハードウェア面では、形状が異なるため利用できない周辺機器が存在する。
ゲームボーイアドバンスでは旧ゲームボーイ用のソフトが入ったかどうかを識別するスイッチが付いていたが、DS LiteとDSでは代わりに旧ゲームボーイ用ソフトが入らないようにするための機構が用意されており、旧GB用のソフト、旧GBカラー用のソフトはプレイできない。
また、ゲームボーイアドバンス式の通信端子も用意されておらず、ゲームボーイアドバンス用のソフトでは対戦プレイが出来ない。これらは、当初DSはゲームボーイアドバンスとは別の系列として開発されていたことの名残であると言える。
ACアダプター
の端子は変更された。DSはゲームボーイアドバンスSPと同じ物が使用可能だったが、DS Liteは専用のものが必要である。
また、ヘッドホン端子は標準で存在するが、SP用のヘッドホン変換プラグを介することでこちらにもヘッドホンを付けることが可能。
内蔵電池
充電式の
リチウムイオン電池
を内蔵しており、約3時間の充電で5〜8時間(最高輝度時)あるいは約15〜19時間(最低輝度時)使用可能。
操作形態
操作形態もニンテンドーDSと同じ。
ゲームボーイアドバンスと同様の十字キー/A/B/L/Rボタンの他にX/Yボタンが追加されたほか、下画面が
タッチパネル
となっており、音声入力のマイクが追加されている。
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