ドアドア
読み:ドアドア
外語:door door
中村光一(後のチュンソフト社長)が高校3年の時に、エニックス主催のプログラムコンテスト "第一回ゲーム・ホビープログラムコンテスト" で優秀賞を受賞したアクションパズルゲーム。1983(昭和58)年2月にエニックスからPC-8801mkIISRシリーズ版が発売され、その後、様々な機種に移植された。家庭用ゲーム機用としては1985(昭和60)年にチュンソフトよりファミリーコンピュータ版が登場、ここでも人気を獲得する。
ドンキーコングのような床+はしごの構造の画面で、通路にドアがある。プレイヤー(CHUN)はドアの前を横切ることでドアの開け閉めができる。このドアに敵(NAMEGON、INVEKUN、AMECHAN)を誘いこみ、閉じこめることで点数が得られ、画面上の敵を閉じこめることでクリアとなる。3種類の敵はそれぞれ動き方に異なる特徴があり、それもゲーム性に深みを出している。
単調な音ながら小気味良いBGMがあり、しかも5面毎におもちゃのチャチャチャ風や沖縄民謡風などの特別なBGMが流れる(ファミコン版やPC-6001版など)。但し音楽演奏機能の無い機械では単なるBEEPだったりする(例えばFM-7用)。チュンソフトの出世作ともいえる名作である。
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