ゼルダの伝説 風のタクト
読み:ゼルダのでんせつ-かぜのタクト

 任天堂開発の2002(平成14)年発売予定のゼルダシリーズ。
 最初にこの存在が公になったのは、2000年度のスペースワールドで、ゲームキューブの発表会のデモンストレーションムービーの一つとして流れたもの。任天堂はこれをただのデモムービーだとしていたが、ファンの熱い要望からゲーム化が決定したと言われている。
 初期のデモムービーでは、Nintendo64での映像の延長上にあるかっこいいリンクとかっこいいガノンが対戦しているという物で、非常に一般受けが良く、誰もがこのゲームはその路線を走ると思っていた。しかし、2001(平成13)年度のスペースワールドでは、トゥーンシェードを使用した3頭身のリンクが登場し、おもしろおかしく冒険を進めるという内容であった。これは良くも悪くも反響を呼び、議論が展開された。Nintendo64版時のオカリナからゼルダを始めた世代にとっては衝撃だったようである。
 この3頭身のリンクは通称 "猫目リンク" と呼ばれ、支持する人がいる一方、非常に嫌う人もまた多かった。任天堂は、他と同じようにリアル路線に走る事を疑問視する考えや、リアルなリンクが果たしてこのゲームに本当にマッチするのかという疑問からこの "猫目リンク" を採用したという。

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