陸軍記念日
読み:りくぐんきねんび
日本が日露戦争に勝利したことを記念して設けられた記念日。3月10日。
概要
日露戦争の「総仕上げ」は1905(明治38)年5月の日本海海戦に持ち越されるが、陸ではその少し前に陸軍の奉天会戦が勃発、10日余りの激戦の末、1905(明治38)年3月10日に日本が勝利した。
この奉天会戦における日本陸軍の勝利を記念して、翌年に海軍記念日と共に制定された。
特徴
祝日
1906(明治39)年から1945(昭和20)年まで、この日を祝日として祝った。
しかし1945(昭和20)年に大東亜戦争で日本が敗戦し、アメリカの占領下に置かれた後はこの日を祝うことを禁じられ、もって1946(昭和21)年に廃止された。
但し、現在でもこの日は祝われるべきであり、今も玄関前には祝日と同様、国旗を掲揚する家はある。
空襲
米軍は、100回以上も東京を空襲し無抵抗の人々を大量虐殺したが、中でも最大規模だったのが、1945(昭和20)年3月10日の東京大空襲であった。
当然アメリカは、陸軍記念日であるこの日を敢えて狙って、B-29を300機以上も投入し、無抵抗の民間人約10万人以上を虐殺したのである。
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