栗子道路
読み:くりこ-どうろ
外語:Kuriko Road
一般国道13号栗子道路。福島県と山形県の県境、標高1217mの栗子山を越えるための道路で、現在の国道13号である。
この道路は1881(明治14)年に開通し、開通式典に出席した明治天皇により "万世大路" と命名されて以降80年以上使われた旧道のバイパスとして作られた道路であり、1966(昭和41)年に完成した。開通当時、この道は "栗子ハイウェー" とも呼ばれた。
この道路は葡萄沢山の南を通るようにVの字を描いて東栗子トンネルと西栗子トンネルという長いトンネルで構成される。
旧道の万世大路は現在でも栗子道路の北に残っており、地図帳によっては描かれていることがある。万世大路は現在の大滝第二トンネルと東栗子トンネルの間で分岐して山の方角へ向う峠道であり、二ッ小屋トンネルなどを通って峠を越えた後、山形県内の栗子川と刈安川が合流する付近で再び合流する。但し現在、車での通行が不可能であるのみならず、徒歩でさえ通り抜けることはほぼ不可能な状態となっている。
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