中国国際航空公司
読み:ちゅうごくこくさいこうくうこうし
外語:AIR CHINA
中国の航空会社。本社 北京。1988(昭和63)年設立。2レターコード CA、3レターコード CCA。
世界19ヶ国29都市(中国国内87都市)に就航。日本路線は東京、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の6都市と北京、上海、大連、成都、天津の5都市との間に14路線、計夏期週62便、冬期56便(ともに貨物便含)が運航されている。保有機材 B747-400 6機、B747-400CMB 8機、B747-200F 4機、B767-300 4機、B767-200 5機、B737-300 23機、B737-800 10機、B777-20011機、A340-300 3機、計70機。従業員 約1万1000人。マイレージサービス(FFP)はエアチャイナ・クラブ・コンパニオン・プログラムというが、これは中国の航空会社に初めて導入されたマイレージサービスである。
1988(昭和63)年、中国民航の分割により、それまで北京をベースに国際線、国内幹線を運航してきた北京地方管理局によって設立される。この時に、中国民航が就航させていた日本路線(東京、大阪、福岡)を引き継いでいる。同社は中国国際航空グループと呼ばれる中国最大の航空運送企業グループの中核をなしている。1992(平成4)年にウィーン線を、1994(平成6)年にはストックホルム線、仙台線を、1996(平成8)年にはロサンゼルス線を、1998(平成10)年には名古屋線と広島線を開設するなど路線網をどんどんと拡充させている。また、1998(平成10)年にはノースウエスト航空と北米線、米国内線で提携、2000(平成12)年末からはルフトハンザ・ドイツ航空とのコードシェア運航を開始、さらに2002(平成14)年には中国西南航空公司と合併するなど航空業界における動きも活発である。
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