上山バイパス
読み:かみのやまバイパス
外語:Kaminoyama bypass

 一般国道13号上山バイパス。山形県南陽市川樋から、山形市蔵王半郷までを結ぶ計画路線。延長17.2km。既に大部分は完成し供用されており、残るは起点側、中川駅周辺(中川工区)と羽前中山駅周辺のみである。
 中川駅周辺の現道は、岩部山を避けるために大きく東にカーブしている。隘路区間(幅員12.0m)であり、また線形が良くないため、朝夕に大渋滞を起こすのみならず、雪の降る冬季には事故が多い。そこで上山バイパスは直進経路で岩部山の西を通るルートで計画されている。通過車両がバイパスに転換されれば、現在中川交差点で発生している1,650mもの渋滞が、何と0になるとしている。
 羽前中山駅周辺の現道は住宅地を貫通している。そこで上山バイパスは、住宅地を避けるように大きく西側にカーブするルートで計画されている。
 上山温泉駅周辺は、駅の西側を通る国道458号が旧道であり、これがかつての羽州街道であった。これを避けるように駅の東側を通るように上山バイパスが供用されており、現在はこれが国道13号の現道となっている。
 そしてリナワールドの横を経由し、山形上山ICで東北中央自動車道に接続し、その少し先の山形市蔵王半郷で国道13号成沢バイパスへ接続される。

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