ナイジェリア航空
読み:ナイジェリアこうくう
外語:Nigeria Airline
ナイジェリアにかつてあったナショナル・フラッグ・キャリア。2レターコード WT、3レターコード NGA。
ナイジェリア航空は1959(昭和34)年に西アフリカ航空(WAAC:West Africa Airways Corporation)として設立された。
日本からの直行便も無いアフリカの航空会社であり、その情報は限りなく少ないが、「整備不良だったり、燃料がないとかで、すぐに遅れるし、すぐ欠航になる」「座席のダウングレードがある」「120人乗ったら出発させるというとんでもない出発計画」「かつては30機以上の機材を保有していたものの、故障部品の調達費を賄えず、共食いをさせた結果、最終的に稼働機は2機にまで減少。ラゴス空港の片隅には朽ち果てた機体が放置されている」「落ちると保有機材が減るので、落ちないようにはなっている」「整備不良から相手国の空港当局から乗り入れを拒否され、突然運行停止になる」「空港では職員にたかられる」などと武勇伝には事欠かなかったらしい。そのため、一部には怖いもの見たさにわざわざ乗りに行っていた人も居たらしい。
しかし、さすがにそんな無茶苦茶な経営ではいかに国営とはいえ、もたなかったようで、2003(平成15)年5月に経営破綻、会社清算の憂き目に遭っている。そのため、もはやそのような武勇伝の体験は出来なくなってしまっている。
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