アウトバーン
読み:アウトバーン
外語:Autobahn
ドイツの自動車専用道路のこと。
世界初の高速道路は1921(大正10)年にドイツ・ベルリンに作られたAvus(アーヴス)という名のアウトバーンであった。これは当時のドイツ首相アドルフ・ヒトラーが作ったもので、タール舗装、中央分離帯に緑地帯、そして全区間立体交差という、現在でいう高速道路としての要素は全て備えていた。戦時中は軍車両の往来に役立ち、また直線区間が長いため非常時には滑走路にもなるという優れものであった。
これは今も高速道路として使われているが、このアウトバーン最大の特徴は "速度制限がない" ということで、ここから速度無制限の道路を俗にアウトバーンと呼ぶようになった。
日本には速度無制限の道路は存在しないが、事実上のアウトバーンと呼び称される道路は存在する。
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