笹子トンネル |
辞書:国土用語の基礎知識 高速道路名・中央道編 (EWHMC) |
読み:ささごトンネル |
外語:Sasago tunnel |
品詞:その他地名 |
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情報 |
位置情報 |
設計諸元 |
規制等 |
法定路線名 |
沿革 |
以下は予定
特徴 |
笹子峠 |
笹子峠は(旧)甲州街道最大の難所と言われた、とんでもない峠で、実際に地図を見ればその凄さが分かる。
車道となる国道20号甲州街道は、さらに北側に作られた新笹子トンネルを通っている。
峠道は現在1.5車線の県道になっている。そんな凄い峠だが、今では自転車で走りに来る猛者もいるらしい。
構造 |
笹子トンネルは、トンネル内はほぼ直線であり、上下線とも2車線で整備されている。
並行するトンネル |
状況 |
車線規制 |
いつの頃からか、休日はトンネル前で1車線に規制し、トンネル内の混雑を軽減するようになっていた。
その理由は定かではなかったが、トンネルの老朽化による事故防止か、または実際に事故が起き火災が生じた時の被害を最小限にするためではないかと噂されていた。
崩落事故 |
2012(平成24)年12月2日08:00(@000)頃、上り線の笹子トンネルの中で崩落が発生し、複数の車が巻き込まれ、トンネル内では火災も発生した。
NEXCO中日本によると、トンネル崩落事故の現場は、東京側出口から約1.7km付近とされる。
高度経済成長期に作られたインフラの経年劣化が始まっており、耐用年数を迎え始めていた。本来ならば全てのトンネルや橋のメンテナンスが必要、可能ならば新トンネルの掘削なども検討課題だが、予算や妨害などで難しいのが実情であった。
そして、供用開始から間もなく35年となる2012(平成24)年12月2日、笹子トンネルも崩壊したのである。
今回の事故は、トンネル自体の崩壊ではなく、天井板が二つに折れて道路に落下したという。枚数にして150枚程度が落下したとされている。
このトンネルは、筒状に掘られた中に、コンクリート製の天井板を天井から吊るす方式で作られていた。天井板は1枚あたり、横5m、奥行き2m、重さ約1.1トンとされる。また、天井板は、トンネルの天井からぶら下げた長さ5.3mの鉄製の棒で支えていたという。
事故現場では9月から10月に掛けて検査したばかりだったが、NEXCO中日本は、棒が何らかの原因で外れた可能性があるとしている。
検査しても数ヶ月で崩壊するというのであれば、これまでの検査方法は、このような事故には効果がないということになる。天井板を全て外し、排気方法なども再考する必要があると言える。
NEXCO中日本は、天井板を全て撤去するという方法を選択した。
リンク |
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