海賊 |
辞書:国土用語の基礎知識 海事編 (EMMARIN) |
読み:かいぞく |
品詞:名詞 |
海上を横行し、往来の船などを襲って暴行や財貨の略奪をする盗賊。
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概要 |
海賊は国際的な問題であり、国際条約による取り締まりの対象となっている。
海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)では、以下のように定義されている。
特徴 |
旗 |
基本的に、海賊船ではない船は船籍国の国旗を掲揚する。こうすることで、公海上の船舶はその船籍国の領土とみなす、という国際法上の原則が適用されることになる。
一方、海賊船は船籍国の国旗は掲揚せず、「海賊旗」と呼ばれる旗を掲げている。
代表的なデザインは、黒い布に、白で頭蓋骨と二本の大腿骨を描いたもので、ジョリー・ロジャー(Jolly Roger)と呼ばれている。
非公然 |
カリブ海、地中海、インド洋などを中心に様々な海に海賊は出るが、彼らも犯罪行為であることは自覚している。従って、「勤務中以外」でも、捕まらないように努力はしているようである。
しかし一つだけ例外があり、常に公然と活動し、その後海賊行為を実際に働く「シー・シェパード」が存在する。シー・シェパードは、黒地に頭蓋骨と、三叉戟、鉤と思われるものを描いた「海賊旗」を掲揚し、自ら海賊であることを公知する珍しい存在である。
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