むつ市 |
辞書:国土用語の基礎知識 日本地理編 (EGJP) |
読み:むつ-し |
外語:Mutsu City |
品詞:市 |
青森県むつ市。青森の北端、下北半島の先端部中央付近にある半島唯一の市。日本初のひらがな市名の市であり、またイタコで有名な恐山のある市である。
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概要 |
基本情報 |
通信 |
象徴 |
市制施行50周年を記念し、花・木・鳥を指定した。
沿革 |
歴史 |
合併前 |
1889(明治22)年市町村制施行から、村が合併して次第に大きな村となり、1899(明治32)年に田名部が町に、1928(昭和3)年に大湊が町になった。
1953(昭和28)年に町村合併促進法が施行されたことを受け、青森県内でも続々と市が誕生するようになる。
合併 |
むつ市は、旧南部藩・斗南藩ゆかりの「田名部町」と、旧海軍の町「大湊町」の合併で青森県8番目の市「大湊田名部市」として1959(昭和34)年9月1日に誕生する。
しかし気風の異なる二つの町の合併は容易ではなく大揉めに揉めた。市名にしても「大湊田名部市」にするか「田名部大湊市」にするかで最後まで収拾が付かなかったとされる。
この影響か、あるいは長い市名が嫌われたか、翌年には日本初のひらがな市名「むつ市」へと改称することとなった。
平成の大合併 |
1995(平成7)年に市町村合併特例法が改正され「平成の大合併」が全国的におこなわれた。
むつ市も、周辺の川内町、大畑町、脇野沢村を吸収合併して新「むつ市」となり、面積が青森県内の自治体最大となった。
地理 |
地勢 |
三方を海に面する市で、北は津軽海峡、西は平舘海峡、南は陸奥湾を抱える。
恐山山系の外輪山を形成する釜臥山を市の中心に、北部・西部は山林、東部は平野地形で、山地・台地は海岸近くまで迫る山岳地形を特徴とする。
町域 |
条例により、市内で住居表示が実施されはじめている。
区内の主な町域は次の通り(ほぼ50音順)。
隣接する自治体 |
運輸交通 |
2本の国道と多数の県道、農道や林道などが走る。
市内には1ヶ所の道の駅が存在する。
駅名 | 沿線道路 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|---|
わきのさわ | 国道338号 | むつ市脇野沢七引201-5 | 0175-44-3252 |
市内に飛行場は無い。
三沢飛行場(三沢空港)(三沢市)、青森空港(青森市)などを使う。
行政 |
議会(むつ市議会) |
2011(平成23)年10月2日選挙執行現在、市議会議員、定数26名、現役26名。
任期2011(平成23)年〜2015(平成27)年。
国政選挙 |
民度、民意 |
投票率は平均5〜7割である。
市長 |
特徴 |
観光 |
ひらがな市名 |
ひらがな市名の市である。
1959(昭和34)年9月1日に大湊田名部市として誕生し、翌年の1960(昭和35)年8月1日に市名が「むつ市」に改められた。
むつは陸奥湾の「陸奥」が語源である。青森林檎の代表品種である陸奥と同じ語源であろう。
リンク |
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