箱崎JCT
読み:はこざき-ジャンクション
外語:Hakozaki JCT

 東京都中央区にある、高速6号向島線(6)と高速9号深川線(9)とのジャンクション
 首都高速道路を良く走るものなら知らぬ者のない、名物の一つ。日本中の全ての渋滞は箱崎に繋がる、と言う人がいるくらい渋滞で有名。
目次

JCTの情報

位置情報

属する道路

接続する道路

施設の特徴

出入口
 このジャンクションには、箱崎PAに加え、箱崎出入口、清洲橋出入口、浜町出入口、T-CAT(東京シティエアターミナル)が併設されている。
 この出入口のIC番号はICごとには振られておらず、江戸橋方面出入口が601、堀切方面出入口が602、その他に(900)の番号が付けられている。

ロータリー
 また右まわりロータリーが併設されており、ここで下り方向から上り方向へUターンすることもできる。
 ロータリー内には止まれの標識と信号がある。ここでは手を抜かずきっちり止まること。なぜならパトカーやら白バイやらが常駐しているので、少しでも手を抜くと緊急サイン大会が開催されることになるからである。

箱崎下り
 当該区間には上下線がある。
 上りも頻繁に混雑するため評判は良くないが、特に悪名が高いのは、都心の江戸橋JCTから箱崎JCTへ向かうルート(下り)である。

道路状況
 南西側からは高速都心環状線(C1)外回り、内回りから来たランプウェイが合流し、向島線(6)、深川線(9)、箱崎出口に分岐する。
 しかも、合流〜分岐までは車線変更によって経路を変更する必要があるのに加え、路面状態は悪く、流れも速く、しかも直前にかなり厳しいカーブが存在するとあって、極めて危険として恐れられている。

かつての合流
 現在は改善されたが、しかし箱崎下りには以前、深川線(9)へのルートが一番右側にしかなかった。
 外回りから来れば追い越し車線側がルートになるが、内回りから来ると右側の車線に車線変更せざるをえない。しかも2+2=3車線という救いようのない仕様で、今以上に渋滞や事故が多発した危険な名物ジャンクションだったのである。

現在の車線
 現在は2+2=4車線となり、かつまた一番左側からも深川線(9)へ向かうルートができたため、車線変更は必要最小限となり安全性は高まった。
 中央2車線が向島線(6)や高速7号小松川線(7)方面行き、残り2車線が深川線(9)行きである。

走行方法
 内回りから走行車線で来て、そのまま直進すると深川線(9)へ行ってしまう。
 向島線(6)や小松川線(7)方面の需要は多いと思われるが、そちら方面へ行くためには少なくとも一度は中央へ車線変更をせねばならない。
 昼間は混んでいて飛ばす車はないが、それ以外の時刻では流れが結構速く、飛ばす車も多いので、慣れないといくらかの危険を伴う。

前後の施設

高速6号向島線(6)
 江戸橋JCT箱崎JCT両国JCT ‐ 駒形 ‐ 駒形PA ‐ 向島 ‐ 堤通 ‐ 堀切JCT

高速9号深川線(9)
 箱崎JCT ‐ 福住 ‐ 木場 ‐ 塩浜 ‐ 枝川 ‐ 辰巳JCT

再検索